
オウンドメディアの活用を通して成果を獲得していくためには、コンテンツを充実させていくことが重要となります。企業による発信が対象ユーザーの関心と一致することで、オウンドメディアへのファンを獲得することができ、コンバーションへとつなげることができます。
ここでは、オウンドメディアを効果的に運用するための施策として重要となるコンテンツSEOについて紹介していきます。
ユーザーに特化したキーワード設計
コンテンツSEOを効果的に設定していくためには「キーワード設計」が必要不可欠です。設計したキーワードが検索上位につながるのか、キーワードの順番はどうするか、また、使用しないのかといった意識を持ち設計を行ないます。
キーワードを設計するためには、顧客となる可能性を持つユーザーを細かく設定していくことが重要です。年齢や性別に限らずライフスタイルや収入、移住地などを設定した上で、想定されるユーザーがコンテンツを選択し、購入、利用に至るまでを仮定していきます。
何より、検索段階で想定されるユーザーを確実に呼び込むことがオウンドメディアのコンバージョンを高めることへとつながっていきます。
質の高いコンテンツを作る
検索上位になるためにもまずは、「質の高いコンテンツを作る」ことにこだわる必要があります。当たり前ですが、上質なコンテンツがあるからこそコンテンツSEOを設定することができます。土台となるコンテンツを質の高いものにするためには自社だからできることを見極め、特定の人への共感や理解を高めるなど選びがいのあるものであることが大切です。
オウンドメディアを継続的に運営していくためにも、自社の評価を落とさないためにも丁寧な作業を行なっていきましょう。
まとめーコンテンツは公開して終わりではないー
オウンドメディアにおけるコンテンツは公開して終了ではありません。紙媒体とは異なり、WEB上のコンテンツは半年から1年を経て評価が見えてくることが多々あります。SEOの観点から見ても、公開後すぐに上位表示される確証はありません。公開したコンテンツは日々、チェックされるものであり、状況によっては再度キーワード設計を試みる必要が生じる場合もあることを想定しておきましょう。
修正の際に再度意識したいことは、ユーザーに意味のあるコンテンツなのかという点です。本章のなかでも明記しているように、上質なコンテンツであるか見直す姿勢も大切です。