
オウンドメディアを今後作っていこうと考えているけれど、どのように進めていけばよいかわからないといった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?オウンドメディア構築には、一定の手順が存在します。
ここでは、オウンドメディアの作り方として、主に記事作成に焦点を当て、解説をしていきます。
オウンドメディアの作り方とは?
オウンドメディアの作り方について解説します。ここでは主に記事作成を行う際の手順について見ていきましょう。ステップは10個あります。それぞれ簡単に紹介していきます。
サイトのテーマ設定
まずはどんなサイトにしたいか、全体のテーマを決定します。大まかにどんな人にどんなことを伝えたいのかイメージしましょう。
ペルソナの設定
ペルソナとは、ターゲット層をイメージし、詳細に設定した人物像を指します。年齢や性別、職業、年収、家族構成など書き出し、まとめていきましょう。
カスタマージャーニーマップの作成
カスタマージャーニーマップとは、時系列にユーザーの行動とユーザーの感情・思考・不満をまとめたものをいいます。ユーザーの全体像の把握に役立ちます。
キーワード抽出
ターゲットがある程度見えてきたら、どんなキーワードで検索をしてもらえるか考えます。ラッコキーワードやキーワードプランナーといったツールを活用するのがおすすめです。
コンテンツマップの作成
コンテンツマップを作成することで、サイト内の構成が見えやすくなります。どこにどんなコンテンツが配置されているのか可視化され、サイトの訪問者の行動を想像することができます。
キーワードの選定
キーワード抽出で洗い出したキーワードのなかから、実際に用いるキーワードを選定していきます。キーワードの選定を行う際は、ビッグキーワード1語よりも、複合キーワードがおすすめです。
検索ユーザーのイメージ作成
検索ユーザーを具体的にイメージします。ペルソナ設定で設定できた人物像が抱えている悩みや課題などをキーワードごとに書き出していきます。
文章の構成案の作成
キーワードと検索ユーザーのイメージが固まったら、記事の構成案を作成します。ここでは、単に見出しの設定だけでなく、文字数の配分なども行っておきます。
執筆
構成が作成できたらいよいよ執筆です。記事を執筆する際は、ユーザーの検索意図から逸脱していないか、記事一つに対して一つのテーマで書くことを意識しましょう。また、「です」や「ます」をなるべく連続して使わないようにしましょう。
推敲
執筆が完了したら、推敲を行います。誤字・脱字がないか、表記ゆれがないかなどを確認します。また、全体を通しで読んでみて違和感がないかについても確認しましょう。
まとめ
ここまでオウンドメディアの作り方について解説をしてきました。記事作成までの過程では、さまざまな行程があるのをご理解いただけたでしょうか?執筆のスキルも重要ではありますが、どんなユーザーにどういった内容を届けたいのかというところが要となりますので、しっかりとペルソナ設定やカスタマージャーニーマップなどを活用しながら、ユーザーを意識して記事を作成するようにしましょう。